1号館 4階 ヤングミセスブランドトータルショップ
オバサンだってミッキーが好き!
『カワイイ』キャラクターに
年齢なんて関係ナシ!
「最近はハイミセスの方もキャラクターものを好まれるんですよ」と教えてくれたのは、1号館4階「ヤングミセストータルショップ」のアシスタントの片岡亜由美さん。ここは30代のヤングミセスをメインに、40〜50代のハイミセスまで幅広く対応するブランドトータルショップです。マリークレール、ミチコロンドン、トミーガール、ニューバランス、アディダス、プーマ、コンバース、ダンロップなどの人気ブランドからディズニーをメインとした定番キャラクターものまで、トップスを中心にコーディーネートできるよう商品展開しています。「近頃はみなさん、若いですから」ファッションに限らず、加齢に感覚が比例しないのが近年。女性は誰もが『気持ちは若いまま』なのです。今では少し肉付きがよくなった40代、50代の方が好んでキャラクター物の商品を着られるようになりました。「昔は需要サイズの比率がMサイズ6対Lサイズ4だったのが、今では逆転していますね」と片岡さん。「ブランド物の場合、こちらがサイズ展開を企画できないぶん、Lサイズを多めに仕入れるようにしています」。デザインに関して言えば、今はもうサイズさえ合うなら30代も50代も関係なし、の時代。今後はもっと「え? これってヤングでは?」というくらいポップでキュートな商品が店頭に並ぶかもしれませんね。
トレンドに一番左右されるショップ
それがブランドトータルの宿命
「ブランドやキャラクターものの場合、世間がトレンドをキメますから」と、片岡さん。たとえば、SMAPの仲居くんがこの前ミッキーマウスのTシャツを着ていたから、とか、浜崎あゆみがクレージュ好きだから、などでも商品がどっと動く世界だそう。逆に世間が動かないと流れないともいえます。「3〜4年前の主流はプレイボーイ、そのあとはミッキーが生誕祭とかで流行り出して、今それが少し落ち着いたところでしょうか」現在はミッキーマウスをメインに、Tシャツやミニスカートなどをネットカタログでも展開しているそう。「世間あってのブランドですから、次はこれがくるとか絶対オススメとか一概にいえないんですよ」ほかの丸光ショップとはその点が違うようです。逆に、人気キャラクターやブランドがひとつでもメインに立ってくれれば、それが売り上げの半分を占めるくらいになるそうで、衣類だけでなく靴や雑貨などにも飛び火して販売効果は大きいといえます。ある意味、『世間の動き』に一番敏感なショップかもしれません。
企画はノータッチ。
商品に反映できない分、
お客様には価格でフォロー
「今どきのキャラクターTシャツはなかなか凝ってますよ」と片岡さん。なるほど。陳列された品揃えをみれば、立体プリントだったり、プリントにさらに細かい刺繍が施されていたり、というのが多く目立ちます。サイズもさることながら、お客様の望むデザインのレベルがエスカレートしてくるのは当然のことでしょう。「ただ、こちらが企画に携われないので反映できないことも多いんです。その分、価格的な面でお客様をフォローしています」たとえば、ほかで3、900円で販売しているところをもう少し抑えることを検討したり、セット販売にすることで調整したり。「グレードアップというより、いかにヨコに広げるか、ですね」そのアイデアと見極めが、片岡さんの仕事だといえるでしょう。
お客様の生の声を商品にいかしたい
それがこれからの本当の夢
今までの話からみると、ブランドやキャラクターものというのは、こちらから提案、企画できない点が販売の面で様々に影響しているといえます。「ここをもう少し大きくしてほしい」「ここにこんな刺繍があったら」「これをもっとこれくらいの値段に」など、毎日直接お客様の『生』の声を聞いている立場の片岡さんは、その点がもどかしいというのが本音です。「やっぱり、お客さまの要望はできるだけ叶えたいですからね」だからこそ、お客様を代弁する自分たちの意見が出せるような形にはならないか、と常に思ってしまうそう。そんな話を聞くと、たとえばメーカーに出向いて一緒に企画するシステムなどできないものかと無謀(?)に思ってしまいます。また、片岡さんは「いつかは自分たちの意見が生かせるブランドが作れたら」とも。それは、入社して10年以上のキャリアを持つ片岡さんの、接客を通して生まれた『お客様を大切に思う気持ち』のいきつく場所かもしれません。

