本当はやってみたい(笑)
同年代の男友達Aと電話で話したときのこと。かなり久しぶりということもあって、あれこれ盛り上がってしゃべっていた。
A「そういえば俺、最近怒らんようになったわあ。これも歳のせいかな」
私「せやなあ。私もこの頃あんまし腹が立たなくなってきたかも。ってか、腹を立てるだけ自分が損っていうのがよくわかるようになったわ」
A「ほんまに。でも未だにわけわからん事多いで。それでももう、『はいはい』って流せるようになったわ」
私「確かに」
A「でも、昔はよう怒ってたで。仕事場でも、家でも」
私「へ〜。そんな風に見えへんで」
A「俺、嫁はんに怒って、食事中思わず『巨人の星』の親父(古っ!)みたいになったことあるもん。ちゃぶ台やないけど、マジひっくり返した」
私「ええー! って、ちゃぶ台やないってことは・・・」
A「せや。普通のダイニングテーブルや」
私「マジ??」
A「もちろん、嫁はんにぶつけたわけちゃうで。腹立つからモノに当たっただけやけど。でも、自分でもようこんな力あったなあって、あとで思ったわ(笑)」
ひっくり返ったテーブルに、床に散乱するおかず、そして粉々の皿。
そんな情景が即座に頭に浮かんだ。
電話の向こうで笑う同級生。私もつられて笑ったけど、いや待て待て。
私「それって・・・そのあと自分で片付けたん?」
A「なんでやねん! 怒ってるのにするわけないやろ」
やっぱりな〜。
私が気になったのは、彼をそこまでさせた怒りの理由でもその後の仲直りの経過でもなく、テーブルとその他諸々のモノの行方だった。
「ええな〜、男は。女はやっぱりテーブルはひっくり返されへんわ」
思わず彼に言った。そりゃそうだ。もちろん、男性のような力もないが、例え物に当たってすっきりしたとしても、家族の中で、後でそれを片付けるのは紛れもなく自分なんだから。ぐちゃぐちゃになったおかずを拾い、お皿の破片を集め、掃除機をかけ、床を拭いて磨いて……。「なんでこんなことしたんやろう」冷静になった自分が、ため息つきながら片付けている姿が即座に目に浮かぶ。それこそ惨め。そう思ったら、テーブルにかけた手の力も抜けていく、ってものだ。
世の男性、女性、そして夫婦がみんなそうだとは思わないけれど、そういえば以前見たテレビドラマでも、喧嘩して旦那が壊したものを、嫁が泣きながら片付けていたぞ。
ああ、なんだか後のことを心配せず、豪快にそんなことができる男性が羨ましい……。
って、まだ私独身やん。あれこれ考える必要も資格もないのだけれど、まあもし将来結婚して旦那がテーブルをひっくり返すようなことがあったら(何よりそんな喧嘩は嫌だけど・笑)、絶対旦那に後始末はすべてしてもらおう。私は黙って横で見ていよう。そしたらきっと二度とモノに当たるなんて無駄なことはできなくなるはず。何事も最初が肝心だものね。え? あれ? もしかして私、鬼嫁の素質あり?
投稿者 管理者 : 2008.11.13 | コメント (0)

